子どもの防災- アクティブ防災を学びたい

小さな子どもと避難する、3つの心得2013.09.10.

東日本大震災の体験談(『被災ママ812人が作った 子連れ防災手帖』)を元に、小さな子どもと避難する際の注意点について、まとめてみました。

1.ベビーカーで避難しない

避難をする際、基本的にベビーカーの使用はお勧めできません。建物の2階以上のフロアにいる場合、災害時にはエレベーターが止まってしまいます。デパートなど人が多い場所にいた場合、出口に向かい人波が押し寄せる中、ベビーカーごと階段を下りることは不可能です。

また、瓦礫の中を避難する際、粉塵が舞う中を歩くことになります。粉塵には有害物質が含まれていることもあります。ベビーカーの上の子どもは、地面により近い位置で呼吸することになり、危険です。

ただし、ベビーカーの上に避難バッグを乗せて、キャリーカーの代わりに使ったという方もいらっしゃいました。ベビーカーは、給水や買い出しの時に便利だったというお声もあります。避難時の状況的に可能であれば、子どもは抱っこをし、ベビーカーには避難バッグを乗せて避難することも検討してみてください。

緊急時にはベビーカーが使えないことを想定して、ベビーカーには抱っこ紐を入れておきましょう。

2.歩ける子どもも基本は抱っこ

小さな子どもと避難する、3つの心得緊急時には、避難所に向かう人で混乱することが想定されます。小さな子どもの存在に気が付いてもらえない危険がありますし、つないだ手が離れることも考えられます。
普段は自分で歩ける子どもでも、状況に応じては抱っこして避難する方が安全です。

また、基本は抱っこです。危険な状況が把握しずらいおんぶはお勧めできません。抱っこなら、背中に荷物を背負う事もできます。どうしてもおんぶをする際には、子どもにヘルメットをかぶせるなどの安全対策が必要です。抱っこの際もおんぶの際も、靴は忘れず履かせましょう。

なお、抱っこして避難する際にも、子どもの靴は必ず履かせるようにしましょう。サイズが細かく分かれている子どもの靴は、支援物資として届きにくいものです。子どもの足に合った靴がなければ、その後の避難生活が不便になりますので、避難の際に忘れないようにしましょう。

3.避難中にはぐれることも想定

”つないだ手は絶対に話さない”
”抱っこした子どもと一緒に必ず避難する”
親なら誰でも思うことですが、命を守るための防災には、常に”最悪の状況”を想定して備えを考えていくことが大切です。

大規模地震や、大洪水、大津波に見舞われた際、何らかの理由で、一時的に子どもと離ればなれになってしまう可能性もゼロではありません。

考えたくはないことですが、そのような場合にも備えて、子どもには子ども自身に必要な最低限の備えをリュックに背負わせておくことが大切です。避難バッグにはパーソナルカード(外出時に持っていくと安心なもの(私に必要な備え))を入れておくこともお忘れなく。

また、家族写真は家族全員が1枚ずつ持っておくと、捜索する時に役立ちます。

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