アクティブ防災基礎知識- アクティブ防災を学びたい
家族で防災会議をしましょう!2013.09.11.
家族で防災会議をする際には、下記のことを皆で話し合い、家族全員が把握するようにしましょう。
1.家の中で一番安全な場所、危険な場所の確認
- 口頭で確認するのではなく、家族みんなで安全な場所、危険な場所まで行き、確認しましょう。
- 台所、窓、倒壊の恐れがある家具の近くは危険です。
- トイレは安全だと思われがちですが、ドアが開かなくなるなどの危険も。ドアの前に何も置かないなどの工夫が必要です。
- 寝室など、敢えて危険なものを置かない部屋を作り、安全を確保しましょう。
2.緊急時の家族1人ひとりの役割り分担
- 小さな子どもや高齢者がいる場合、緊急時の避難誘導は誰がどのように行いますか?
- 家族のスケジュールを考慮し、日中と夜間のそれぞれの役割り分担を決めておきましょう。
- 避難バッグは誰がどれを持ち出ちますか?
3.救急医薬品や消火器具などの確認
- 救急医薬品や消火器具の場所は、家族全員が知っていることが大切です。
- 小さな子ども以外の家族は、使い方を知っていますか?
4.避難バッグの中身について
- 期限切れ、バッテリー切れのものがないか確認してみましょう。
- 追加した方がよいもの、取り除いた方がよいものはありませんか?
5.災害用伝言ダイヤル(171)や災害伝言板の使い方について
- 緊急時の連絡方法を家族で決めていますか?
- 緊急時の連絡先は、複数用意していますか?
- 小さな子ども以外の家族は、その緊急連絡を行う手段(災害用伝言ダイヤルや災害伝言版)を利用できますか?
- SkypeやTwitter、facebookなどのSNSを利用している場合は、緊急時の連絡手段の1つとして活用できるように決めておきましょう。
6.安否確認の取り次ぎをしてもらえる遠方の知人・親戚との連携
- 協力してもらえる知人・親戚の連絡先は、暗記するか、いつも持ち歩いていますか?
- 協力先にも定期的に「緊急時の取り次ぎ先」であることをリマインドしましょう。
7.避難場所、避難経路について
- 小さな子どもや高齢者だけが自宅にいた場合にも、避難できますか?
- 避難場所は家族全員が知っていますか?
- 災害ごとによって避難場所を決めていますか?
- 家族全員が最終避難場所を覚えているか、確認しましょう。