アクティブ防災ピクニック- アクティブ防災を学びたい

防災ピクニックで、子どもの生きる力をアップ!2013.09.11.

昨年からさまざまな防災企画を行っています。この企画の第一のターゲットは、自分たちです。

大切だとわかっているのに、なかなか進まない防災。
どうしたら自分たちの重い腰をあげることができるのか?

その試行錯誤をまとめたのが、『子連れ防災実践ノート』です。

この1年間、いろいろな企画を行ってきましたが、振り返ってみると、それなりにさまざまな成果がありました。
中でも一番注目しているのは、子どもたちの変化です。

昨年の今頃、はじめて防災ピクニックを行った時に、いつもは元気に走り回る娘たちが、石がごろごろと転がった河原ではうまく歩けないということがありました。

「都会っ子って、アスファルトや整えられた運動場でしか走れないんだ!」

田舎で育った私にとって、これはとてもショックな出来事でした。

砂利道がうまく歩けない・・・。
ということは、万が一、災害に見舞われた時、娘はしっかり避難することができるのだろうか?
そんな心配も出てきました。

そこで取り組んだのが、防災ハイキングであり、防災キャンプです。

思いっきり身体を動かし、家族みんなで自然を満喫していくうちに、整えられていない環境の中でも、運動場で見せるような活発な動きができるようになりました。

危ない場所についても、少しずつわかるようになってきました。

そんな子どもたちの変化を見てきて、最近強く思うのは、「子どもは意外と何もできない。だけど、意外とすぐに何でもできるようになる」ということです。

経験したことのないことは、大人でも”はじめて”が難しいもの。
大人に比べれば経験が少なく、”はじめて”が多い子どもたちに”できないこと”がたくさんあるのは当然のことです。
だけど、はじめての経験から習得するまでの時間は、子どもの方が断然早い気がします。

「まだ難しいかな?」と思うことでも、子どもの様子をしっかり観察しながら、一緒に挑戦していくことで、「もうこんなこともできるんだ!」と驚かせられることが度々ありました。
できなかったことが1つずつできるようになっていく。

それは子ども自身もうれしいことですが、見守る大人にとっても本当にうれしいことです。
小さな自信が1つずつ増えていくことに、挑戦したいという気持ちもどんどん。

防災ピクニックで、子どもの生きる力をアップ!

山道を歩ける、川でも泳げる・・・。
そういうった能力がついていくことで、生きる力をのばすことができます。
できるように努力する過程で、体力をつけることもできます。

小さい頃から、それぞれの子どもにあったペースで運動能力をのばしていくというのは、将来、スポーツ選手にならなくても大切なことだと思います。

そして、何より・・・。
課題に挑戦し、困難にぶつかりながらも乗り越えていくという小さな成功体験は、子どもたちが大人になった時になくてはならない”生きる力”になると信じています。

非常時でなくても、生きていれば何らかの困難が多かれ少なかれやってくるものです。
困難に直面し、心が折れそうな時に、支えてくれてくれるのは、過去の自分の、小さな成功体験です。

”防災”をきっかけに、子どもたちにはそんな生きる力をのばしてほしいと考えています。

そして、がんばらなくてはならないのは自分自身だけど、それは決して一人ぼっちで闘うというわけではなく、周囲を見渡せば必ず応援している人たちがいる・・・。そのことも、防災ピクニックや防災ハイキング等を通じて子どもたちに伝えていけたらと思います。

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