「週刊現代」（10月19日号）で、津波で流された幼稚園バスを巡る記事「幼稚園に巨額賠償の判決は正しいのか」という記事がありますが、その中で、ロー紀子がコメントさせて頂いています。   記事全体としては、判決は正しかったのか？についての検証が行われています。その中で、判決の行方だけではなく、この件から学ぶべきこととして、園と保護者とが連携した防災の必要性について述べさせて頂いております。 このケース以外にも、園や学校での対応によって、子どもたちの尊い命が失われてしまったり、危険にさらされてしまったという話は、「子連れ防災手帖」の取材時に多数伺いました。 アクティブ防災の中で、子どもたちを巡るさまざまな団体（園や学校、習い事先、地域等）が連携するための企画や、提案を行っているのはこのためです。 全体的には、「正しかったのか？」という疑問形の記事ですが、遺族側、園側双方の見解をサポートするコメントや、被災地で紛争解決に取り組む弁護士の話等が掲載されていて、とても考えさせられます。機会がありましたら、ぜひご一読ください。